山手線で一時運転見合わせ 線路に煙、1万6000人影響

 3日午前5時50分ごろ、JR山手線新橋-有楽町間の線路脇で煙が出ているのを走行中の電車の運転士が見つけ、車両を停車して、消火器で消した。山手線と京浜東北線が運転を見合わせたが、約15分後に運転を再開した。その後、消防と警察が現場の状況を確認するため、午前8時5分から約20分間、再び一部で運転を見合わせた。

 JR東日本によると、22本が最大34分遅れ、計約1万6000人に影響した。乗客にけが人や体調不良を訴えた人はいないという。同社が詳しい原因を調べている。