気象庁は17日、東北南部から九州の広い範囲に高温注意情報を出して熱中症予防を呼び掛けた。各地で午前中から気温が上がっており、17日も35度以上の猛暑日になる地域が相次ぎそうだ。
気象庁によると、17日午前8時現在で全国927の観測地点のうち30度以上の真夏日になっているのは全国で31地点に上った。16日に今年最高の39・3度を記録した岐阜県揖斐川町も午前中に30度を超えた。
17日未明の東京都心で26・9度までしか気温が下がらなかったなど、各地で熱帯夜になった。太平洋高気圧が張り出しており、7月下旬まで気温が高い日が続く見通し。熱中症にならないよう、体調管理や小まめな水分補給が必要だ。