NPOが特設サイト 骨髄移植など啓発強化へ

造血幹細胞移植の解説サイト「造血幹細胞移植の総合支援プロジェクトSTARTTOBE」のトップページ
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 白血病など血液がんの治療法である、他人からの骨髄移植、末梢(まっしょう)血幹細胞移植、臍帯(さいたい)血移植は、「造血幹細胞移植」と総称される。

 毎年3500人を超える患者が移植を受けているが、骨髄バンクに登録した人からの提供はそのうち約3割にとどまっているのが課題だ。

 認定NPO法人キャンサーネットジャパン(東京)と神奈川県は、移植についての社会の理解を深めるため、「造血幹細胞移植の総合支援プロジェクト START TO BE(スタートトゥビー)」の特設ウェブサイトを公開した。

 患者や家族が安心して治療を受けられる環境を整備し、提供者(ドナー)がこの医療の意義や方法を十分に理解した上で速やかに提供に至るよう、啓発活動を展開する。

 対象は、移植を必要とする患者と家族、ドナー登録に興味を持っている人や既に登録をした人。患者や医師、移植コーディネーターらさまざまな関係者の視点で記事やインタビュー動画を掲載。内容は神奈川県立がんセンターの金森平和血液内科部長が監修している。

 サイトでは、ログインした際の申告に基づいて、関心のある記事やイベントなどの情報を「マイページ」に集約して表示し、電子メールでも記事を配信する。ページのデザインでは、スマートフォンなどのモバイル機器での見やすさも重視した。

 同法人ではこのサイトを中心に今後、中学校や高校での講演会、ドナー休暇が取りやすい仕組みをつくるための企業への働き掛けなどの活動を強めていく。将来的には、神奈川県以外の自治体との連携策も探りたいとしている。