西日本豪雨 水道や鉄道、進む復旧 一部影響続く

 西日本豪雨で甚大な被害を受けた水道は、被災から1カ月となった6日時点で、広島県と愛媛県の一部地域を除いて断水が解消した。最大115路線で運転を見合わせた鉄道も99路線で再開した。ただ復旧に時間がかかる路線もあり、影響は続きそうだ。

 厚生労働省によると、水道への西日本豪雨の影響は広範囲に及び、18道府県で最大計26万3381戸が断水。各地で自衛隊などが給水活動を実施した。その後、復旧作業が進み、8月5日現在、広島市安佐北区で10戸、愛媛県宇和島市で1443戸の計1453戸を残すのみとなった。

 宇和島市によると、浄水場が土砂災害で壊滅状態になった。代替の浄水場を整備し、3日から徐々に通水を開始。配水管が比較的長く、全域に行き渡るのに時間がかかっている。

 全国の鉄道網では、JRと私鉄で最大115路線が運転を休止。住民の通学や通勤に支障が出た。国土交通省によると、6日午後までに運休は16路線に減少。このうち一部が8月中に復旧する見込みだ。

 JR西日本の芸備線の一部区間では橋が流失した影響などで、再開に少なくとも1年以上を要するとしている。