「砂漠のような月面で人は暮らせるの?」 ispaceファウンダー・袴田武史さんに聞く (1/4ページ)

【HILLS LIFE Daily】今年も各ヒルズでは夏休みの子ども向けワークショップ「KIDS' WORKSHOP」がオープン! 六本木ヒルズの〈MIRAI SUMMER CAMP〉では、宇宙資源開発に取り組む ispace が「月面探査ミッションを体験しよう!」をテーマにワークショップを行いました。はたして砂漠のように何もない荒涼とした月の環境で人は暮らせるのでしょうか? ispace のファウンダー&代表取締役の袴田武史さんに聞きました。

日本初、民間主導でランダー(月着陸船)を月の周回軌道へと投入し、月のデータを地球へ届ける「月探査 Mission 1」のイメージ画像。2020~21年ごろの実施を目指している

日本初、民間主導でランダー(月着陸船)を月の周回軌道へと投入し、月のデータを地球へ届ける「月探査 Mission 1」のイメージ画像。2020~21年ごろの実施を目指している

 「人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ」

――袴田さんとispaceがどんな活動をしているか教えてください。

袴田 ispaceは「人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ」をビジョンに掲げて、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業です。近年の研究によると、月には約数十億トンの水が存在することがわかっています。水は宇宙飛行士の生活に欠かせない飲料水となるほか、水素と酸素に分解することで、ロケットの燃料にもなります。地球上と同じように、宇宙空間において、水は私たちにとって欠かせない貴重な資源です。ispaceは超小型宇宙ロボット技術を駆使して、月に到達するまでに必要なランダー(月着陸船)と、水を探すローバー(月面探査車)の開発に取り組んでいて、2020年~21年ごろに、日本初民間開発の月着陸船による「月周回」と「月面着陸」の2つのミッションを実施する予定です。

「スター・ウォーズ」の世界に魅了されて