高級ホテル並み 世界の富裕層にブランド住宅人気 (1/2ページ)

ドバイの「ロイヤルアトランティス」(ナイトフランク提供)
ドバイの「ロイヤルアトランティス」(ナイトフランク提供)【拡大】

  • シドニーにある「ワン・バランガルー」のペントハウス(ナイトフランク提供)
  • 世界の富裕層は住宅にもブルガリなどの高級ブランドを求めている(ブルームバーグ)

 世界中のスーパーリッチは、頭のてっぺんから爪先までブランド品に身を包むのが大好きだ。最近はブランド好きが高じて、アルマーニやブルガリ、フォーシーズンズといったブランドの超高級住宅が人気を集めている。

 不動産コンサルティング会社ナイトフランクのリポートによれば、世界には今、400を超えるブランド住宅プロジェクトがある。ノンブランドの住宅と比べてタイのバンコクでは最大で132%高く、クアラルンプールでは69%高い。同国では現在、全新規住宅開発の4割近くがブランド事業だという。

 誰もが住みたいと望んでいるのが、JWマリオットやフォーシーズンズ、ヴェルサーチ、アマンリゾートというホテルブランドの住宅だ。最高級ホテルと同じサービスが売りで、専用シェフやルームサービスの特別メニュー、24時間のコンシェルジュサービスが提供される。

 ブランド住宅が最も集中しているのがアラブ首長国連邦(UAE)のドバイだ。Wやジュメイラ、ブルガリなどが参入している。ラグジュアリー・コンサルタンシーの高級ブランドコンサルタント、ピアーズ・シュミット氏によると、「開発業者などは差別化の必要を感じているほどだ」という。

 欧州のブランド住宅はわずか7%と、それほど広がっていない。一方でオーストラリアは毎年1万人ほどの富裕層を引き付けており、海に面したシドニーに多くが移り住む。

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