「どちらも県内の和牛。高い方は以前は神戸ビーフを使っていたが、もう手に入りにくいので使っていない。指導を受けた時点でも、入荷できたときには使っていることもあった」
--先日食事にうかがったときには、神戸ビーフとメニュー表記があった
「そんな表記はないと思う。今は一切ない」
--協議会に登録していないのはなぜか
「そういったものに惑わされずに、お客さまにおいしいものを食べていただく。ブランドとかは抜きに、自分たちで確かめておいしい肉を提供しようというのがうちのやり方。登録するつもりは一切ない」
店舗それぞれの考え方を協議会がしばることができるわけではない。売り方はさまざまだが、神戸が一丸となって「ブランド肉」を発信できるようになるには、まだまだ困難が待ち受けていそうだ。