パリでの米露首脳会談中止へ トランプ米大統領「恐らくない」

 トランプ米大統領は5日、メリーランド州のアンドルーズ空軍基地で記者団に対し、ロシアのプーチン大統領と週末にパリで会談することは「恐らくない」と語り、予定していた会談が中止になったことを明らかにした上で、今月末にアルゼンチンで開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議ではプーチン氏と会談すると説明した。

 トランプ氏は「われわれがパリで会談するか分からない。恐らくないだろう」とした上で、「しかし、われわれはG20では会談する予定だ。その後も多分会談を行う。恐らく多くの会談が行われるだろう」と語った。

 トランプ氏の今回のコメントは、11日にパリで開催される第一次世界大戦終結100年の記念式典に合わせて米露首脳が会談を計画しているという両国当局者の発言を覆す形となった。トランプ氏は計画変更の理由を明らかにしなかった。

 ロシアのウシャコフ大統領補佐官(外交政策担当)は2日、プーチン氏がパリの式典でトランプ氏と「短い」会談を行った後、ブエノスアイレスでのG20サミットでより長い会談を行う予定だと述べていた。ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は10月23日にモスクワでプーチン大統領と会談した後、両首脳がパリで「一般的な2国間会談」を計画していると説明していた。(ブルームバーグ Jennifer Jacobs、Toluse Olorunnipa)