美肌県グランプリでお隣明暗 なぜ「島根1位、鳥取43位」になったのか? (1/3ページ)

写真はポーラザビューティーの店舗で肌をチェックする様子(平成28年)
写真はポーラザビューティーの店舗で肌をチェックする様子(平成28年)【拡大】

 大手化粧品会社「ポーラ」(東京)が今秋発表した「ニッポン美肌県グランプリ」の結果が山陰地方で波紋を呼んでいる。優勝した島根県は3年ぶりの首位奪還で、過去7回中5回グランプリを獲得、美肌県としての地位を確立する一方、お隣の鳥取県は今回43位と低迷したからだ。気象や地理的条件が似ているはずの両県でなぜこんなに大きな差がついたのか。鳥取県民にとって納得できない「明暗」の理由を探った。

 「鳥取は、過去3位にもなったことがあるのに、どうして? (今回の結果は)あまり興味がないですね」。鳥取市に住む40代女性はこう感想を述べる。

 鳥取県民には不満の結果となったようだが、調査では顕微鏡なども使い、染色した肌細胞まで検査する独自のスキンチェックを実施。こうした科学的な裏付けをもとに、全国47都道府県の約56万4600件(島根2076件、鳥取1808件)を対象に結果をはじき出した。

 調査のデータは潤いやキメ、シミなど全8項目について、都道府県ごとの人数や年齢差によるバラツキが出ないよう点数ではなく「美肌偏差値」で算出した。島根県は(1)潤い(7)ニキビ(8)マイクロダスト(大気汚染物質)の3項目で1位。対する鳥取県は(3)毛穴で1位だったものの(2)キメ(5)くすみで最下位、(4)シワが46位。結果、島根が総合1位、鳥取は43位となった(ちなみに美肌偏差値は今回、島根県が歴代最高値の78.64でダントツ。鳥取県は42.09、最下位は群馬県の19.57だった)。

「冬の環境の差」が理由か