意識高め、ご予算低め 2019年のXマスは欧州流“実用”ギフトはいかが? (1/4ページ)

 先日のクリスマス、子どもや恋人のためにプレゼントは何にしようか頭を悩ませ、なにがしかの出費をした人は山といるだろう。サンタさんからのギフトはもちろん「親からは」買ってもらえないような大物が定番だし、大人のクリスマスプレゼントの人気者は、恋人に贈る高価なジュエリーやブランドもの、はたまた自分へのプレゼント用の高級化粧品のクリスマスコフレなど「特別なもの」だろう。なんにせよただでさえ物入りな年末の出費の火に油を注ぐイベントであることは間違いない。

ニベアのクリスマスボディムース(公式HPより)

ニベアのクリスマスボディムース(公式HPより)

 ▼Xマス商戦の過熱に歯止めをかける風潮も

 クリスマスの「本場」とも言えるヨーロッパでも、クリスマスプレゼントを贈りあう習慣はもちろんある。欧米におけるクリスマスは、ほぼ日本における正月で家族が集まってご馳走を食べる日だが、大人同士もギフト交換をするし、子どものもとにはもちろんサンタクロース(もしくはそれに準ずる者)も来る。

 欧州の多くの国では社員が職場からちょっといい食品などが詰まった「クリスマスボックス」をもらう習慣もある。ちなみにイブは、仕事納めやご馳走の仕込みの日であり、「日本では恋人がいないと恥ずかしいセクシーな日だ」と言うと手堅く爆笑を狙える。

 しかし近年、経済の停滞とサステイナビリティへの意識の高まりにつれ、様々な調査がクリスマスプレゼントの「ムダ」を暴き、クリスマスの名のもとに煽られる消費主義にブレーキをかける動きが広がっている。

 日本にクリスマス文化を持ち込んだ大量消費主義の大ボス・アメリカでは、毎年全国で総計130億ドルという桁違いの額が「もらった人がうれしくないギフト」に費やされているという調査もある。最近話題になったトランプ大統領が推進している宇宙軍創設の最初の5年間の必要経費(見積)と同額というスケールの大きいお金が、毎年誰も幸せにしないクリスマスプレゼントに費やされているというのである。

イギリスでは「4つのギフトルール」がブーム