アメコミの殿堂「マーベル」が大阪に来た(上) NMBもハマった魅力とは? (2/3ページ)

映画「マイティ・ソー」で使われた衣装(C)2019 MARVEL
映画「マイティ・ソー」で使われた衣装(C)2019 MARVEL【拡大】

  • コレクションしたくなるヒーローたちのフィギュアも(C)2019 MARVEL
  • マーベル展の会場入り口ではアイアンマンやハルクの像が出迎えてくれる(C)2019 MARVEL
  • 開会式に出席し、スパイダーマンのポーズで写真撮影に応じるセブルスキー編集長(中央)や「NMB48」のメンバー、「見取り図」の2人=大阪市北区(C)2019 MARVEL
  • マーベルのコミック草創期の実物や漫画原稿などを紹介するセブルスキー編集長(手前)(C)2019 MARVEL

 創刊から80周年

 式典後はセブルスキー編集長による展示解説ツアーへ。会場は大きく5つのゾーンに分かれ、まずはマーベルの歴史からだ。

 マーベルの前身である出版社タイムリー・コミックスが漫画誌「マーベル・コミックス」の第1号を創刊したのは1939年で、今年に80周年を迎える。ショーケースに展示された希少な第1号を前に、セブルスキー編集長は「多くの人は映画からマーベルのヒーローを知っただろうが、元は小さなコミックの会社から始まった。コミックは今もマーベルの心臓だ」と紹介した。

 41年発刊の「キャプテン・アメリカ・コミックス」でヒトラーにパンチを食らわせる姿が喝采されたキャプテン・アメリカのように、第二次世界大戦中は米国の強さと信念を象徴するヒーローが量産された。戦後は一時、ヒーローブームが低下したが、60年代以降は多彩なクリエーターたちが次々と新たなヒーローやキャラクターを生み出して人気となり、累計数は8千以上にもなる。

 そうしたクリエーターたちの中でも、昨年11月に95歳で死去した編集者兼作家のスタン・リー氏は、スパイダーマンやX-MEN(エックスメン)などの人気キャラクターや斬新な物語を送り出してきた。リー氏はマーベルヒーローの実写映画にゲスト出演することでも知られ、近作の「ヴェノム」でも犬を散歩させる老人役で登場している。

 セブルスキー編集長はリー氏の死去について「初めて彼に会ったときは一ファンだったが、後に自分も同じ仕事ができることになって光栄。この世にもういなくても、彼の示した素晴らしいビジョンは世界的に影響を与えている」と悼んだ。

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