アメコミの殿堂「マーベル」が大阪に来た(下) アニメに愛着、編集長の「日本愛」 (1/3ページ)

キャプテン・アメリカの実写映画で使われた衣装や小道具=大阪市北区(C)2019 MARVEL
キャプテン・アメリカの実写映画で使われた衣装や小道具=大阪市北区(C)2019 MARVEL【拡大】

  • 日本でも人気のスパイダーマンの像(C)2019 MARVEL
  • アイアンマンの原作コミックについて説明するセブルスキー編集長(C)2019 MARVEL
  • アイアンマンの映画で使われたアーマーのレプリカの前でも写真を撮影できる(C)2019 MARVEL
  • アントマンの実写映画の衣装(C)2019 MARVEL

 第1号創刊から80周年を迎える米マーベルのコミック。映画やアニメ、ゲームなどに展開し、互いにクロスオーバー(共演)しながら広がる作品世界を、コミックの実物や生原稿、映画で使われた衣装など約200点の資料で紹介する「マーベル展 時代が創造したヒーローの世界」が2月17日までグランフロント大阪(大阪市北区)で開かれている。お気に入りのヒーローが原作コミックでどのように描かれているのか、確かめるのも楽しみの一つ。開会式のために来日したマーベル・コミックスのC・B・セブルスキー編集長の解説を交え、見どころをさらに伝えよう。(栗川喜典)

 完成後に損傷を

 マーベルヒーローたちを活躍する舞台ごとに紹介するゾーン。SFやファンタジーの要素を含む世界観「コズミック&ミスティック」の次は、国境を越えて地球全体を舞台にした「グローバル」だ。

 ここではヒーローチーム「アベンジャーズ」の中心キャラクターであるアイアンマンやキャプテン・アメリカ、ハルクらの原作コミック、映画の衣装、小道具を展示。原作では、アイアンマンのアーマー(装甲)が当初、ブリキマンのような形態だったり、ヒーローの重圧から主人公が酒に溺れたりしたことや、キャプテン・アメリカが夢を失ってコスチュームを脱ぐ様子も描かれている。

 映画の中で損傷したアイアンマンのアーマーやキャプテン・アメリカの楯などの展示は、昨年12月14日のマーベル展開会式でNMB48の三田麻央さんが見どころとして言及。セブルスキー編集長によると、「もともと、きれいなアーマーを作ってからダメージを与えたもの」といい、その精巧さを間近で確かめることができる。

タネは全てコミック