第28回地球環境大賞

温暖化防止へ 先進的技術に一段と磨き(2-2) (1/5ページ)

 □農林水産大臣賞 国土防災技術

 ■津波被害地の除塩や公園・小学校などの芝生緑化に活用 海外展開も

 特許技術によって、廃棄物だった間伐材や松葉から高い純度と濃度を持った「フルボ酸」を抽出、製造し、さまざまな自然再生事業に利用することを可能とした。生成されたフルボ酸(液体)は植物活性剤、土壌改良剤として利用。また、腐植(フューミン+フルボ酸、個体)は農地などの土壌改良材に利用できる。

 すでにフルボ酸は津波被害地の除塩や公園・小学校などの芝生緑化で活用され、腐植は農家で稲の倒伏率低下やホウレンソウの成長率向上などで成果が確認されている。また、2013年には高濃度フルボ酸を活用して世界的にも稀な強塩類集積地、中国の農地土壌の除塩に成功、南米のパラグアイなど海外でも活用されている。佐賀県の虹の松原では高濃度フルボ酸の量産化技術を利用して、海岸林の保全活動に貢献している。

 □日本経済団体連合会会長賞 大和ハウス工業

 ■日本初の電力自給自足オフィスで実証実験 効果検証し幅広く展開

 国際企業イニシアティブ組織である「EP100」(エネルギー効率2倍)と「RE100」(再生可能エネルギー利用100%)に、建設・住宅業界の企業として世界で初めて加盟。自社施設のZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化や再生可能エネルギーの活用など環境負荷低減を推進している。

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