新潟県高野連会長、勝利至上主義を地方から問う 球数制限、生徒守る「覚悟」 (1/3ページ)

投球数制限などについてインタビューに応じる新潟県高野連の富樫信浩会長=2月27日、新潟市
投球数制限などについてインタビューに応じる新潟県高野連の富樫信浩会長=2月27日、新潟市【拡大】

 新潟県高野連が、故障予防や選手の出場機会増などを目的として春の県大会限定での導入を表明した投手の球数制限に対し、日本高野連が再考を要請している問題で、県高野連の富樫信浩会長(58)が2月27日に産経新聞のインタビューに応じた。「勝利至上主義」に疑問を投げかける富樫会長は「スポーツ全体のあり方を問い直す問題でもある」と強調した。

 また、日本高野連が参画を求めている専門家などを交えた「投手の障害予防に関する有識者会議」への参加についても、前向きな姿勢を示した。県高野連は今春の新潟県大会における球数制限の導入について、3月末までに審議・回答するとしている。(太田泰)

 考えの違い鮮明

 --球数制限の導入決定の経緯は

 「生徒の体を守っていこうというスタンスから県では2011年に『新潟県青少年野球団体協議会』を立ち上げた。球数制限もそうした延長線上にあるもので、各団体へのメッセージというか、覚悟だ。われわれ地方が主催している大会なので、球数制限は地方での取り組みというふうに考えており、簡単に言えば規則化しなくてできるものと考えている。まずは(全国大会につながらない)春季県大会限定で導入し、それをサンプルにしながらデータを集め、今後どういう方向性で議論をしていくかという土台にしたい」

 --日本高野連からの再考要請をどう思うか

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