社会・その他

流出個人情報のネット売買が横行 匿名性高いサイトに出品 (2/3ページ)

 ただ、情報セキュリティー会社「トレンドマイクロ」によると、今回出品された情報の一部が、2社が流出を公表する直前、ダークウェブではない通常の海外の掲示板サイトにリスト化して掲載されているのが確認されたという。

 掲載された情報は、もともとダークウェブに出品した人物ではなく別の人物がダークウェブから転載したとみられる。

 実際の取引は掲示板サイト上でなく個別の方法などで行われた可能性があり、トレンドマイクロの担当者は「一般サイトに掲載された情報は(転載が重ねられた)2次、3次情報である可能性が高い」と推測する。

 転載する理由としては、他のハッカーが入手した情報を自らの「商品」として販売したり、“優良”な情報を他人に紹介することで自己顕示欲を満たしたりする目的が考えられるという。

 まるでミシュラン

 薬物などの違法取引の温床となっていると指摘されるダークウェブ上などにあるサイトは、犯罪者が集結するいわば「裏の世界」。ただ関係者によると、最近は通常のグルメサイトさながらに出品者の「信頼性」の質についても吟味され、それを数値化するシステムも導入されているという。

 「どのアカウントも金が入っていなかった」「金返せ」

 4月に入り、米決済代行サービス「ペイパル」利用者のアカウント(サービスを利用する権利)情報が販売されていたダークウェブの犯罪ツール売買サイト上には、こんな英語の“クレーム”が、いくつも書き込まれていた。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus