スーパー販売のポテトサラダを食べた6人がO157に感染 5歳女児重体、2人重症 埼玉

2017.8.21 20:02

 埼玉県は21日、同県熊谷市拾六間のスーパー「食彩館マルシェ籠原店」に入る総菜店「でりしゃす籠原店」で買ったポテトサラダを食べた6人が腸管出血性大腸菌O157に感染し、うち女児(5)が意識不明の重体、男児(4)と女性(60)が重症になったと発表した。いずれも入院中で、退院のめどは立っていない。

 県によると、ポテトサラダは、総菜店が県外の食品加工工場から仕入れ、ハムやリンゴをまぜて販売していた。県は、でりしゃす籠原店を21日から3日間の営業停止処分とした。

 14日に群馬県から埼玉県に「群馬県内の医療機関に入院中の埼玉県内在住の患者からO157が検出された」と連絡があり、埼玉県が調べていた。

 7日に販売された「ハムいっぱいポテトサラダ」と8日に販売された「リンゴいっぱいポテトサラダ」を食べた埼玉県内居住の4~60歳の8人(男性4人、女性4人)が腹痛などを訴えた。

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