忍者が敵地で食べていた携帯食に含まれていたものが判明 国際忍者学会発足 三重・伊賀で大会

2018.2.17 17:39

 忍者研究のネットワークづくりを目指そうと三重大が呼び掛けた国際忍者学会が17日に発足、国内外の研究者らが集まった大会が三重県伊賀市で開かれた。

 大会には、韓国やスペイン、英国など海外の大学教授らを含む約200人が参加した。敵地での情報収集でストレスにさらされる忍者の携帯食には、リラックス効果のある生薬が含まれていたといった研究成果が発表された。

 会長には忍術書を現代語訳した著書のある山口県岩国市の医師中島篤巳さん(73)が就任。三重大国際忍者研究センター副センター長の山田雄司教授(50)は記者会見で「忍者研究は玉石混交。この学会が研究の到達点になれば」と期待を込めた。

 学会は今後、定期的に大会を開くほか、学会誌を年1回発行する。忍者に関心があれば、誰でも入会を申し込める。

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