『結局、トランプのアメリカとは何なのか』高濱賛・著

書評

 ■「政権余命1年説」も明らかに

 先頃、来日したトランプ米大統領。

 〈言いたい放題〉で世界の注目を集めているが、在米ジャーナリストの著者も大統領を〈ガキがそのまま大人になったよう〉などと歯に衣(きぬ)着せぬ筆致で「トランプのアメリカ」に迫っている。

 まずは「アメリカ・ファースト」などスローガンの意味、そして一族、側近らの人脈、政権の内情を解説。ロシアゲート疑惑、北朝鮮問題の現状、政策運営次第で適用の憲法修正第25条4項による解任など〈政権余命1年説『4つのシナリオ』〉も明らかに。

 「ポスト・トランプ」を探る最終章まで、〈現地直送〉の情報が詰まっている。(1620円、海竜社)