愛媛の松山・道後温泉駅舎がまるごとスタバに 22日オープン

 
店内から間近に電車の発着を眺めることができる=松山市

 坊っちゃん列車や電車の往来を目の前で楽しみながらコーヒーを味わえる店が22日、伊予鉄道(愛媛県松山市)の道後温泉駅舎をまるごと使ってオープンする。

 同駅舎は明治44年に洋風建築で建てられ、昭和61年に新築復元された。1日あたりの乗降客数は約3100人。伊予鉄が約30年ぶりに駅舎をリニューアルし、「スターバックスコーヒー」が入居した。県内10店目となるが、洋館1棟まるごとの入居は、神戸異人館など全国で4店目という。

 席数は1、2階とテラス席を合わせて53席。昔の坊っちゃん列車の写真を愛媛の伝統工芸品「大洲和紙」に印刷したアートなど、「古い旅の記憶」をイメージした内装をコンセプトとした。枕木や同鉄道のレールを使ったテーブルなどオリジナルな工夫も楽しめる。

 駅全体がコーヒーの香りに包まれ、目の前で電車の出入りを観察できるとあって、鉄道ファンの集客にも期待ができそうだ。同社は「店内で新しい発見をしてほしい」とPRしている。