不動産屋は内覧時に「ここを見る」 意外と見落としがちな「引越し先の条件」

 
(しごとなでしこより)

 【後悔しないための部屋探し】内覧時にチェックすべき重要なポイントとは!?

 こんにちは。

 なでしこリポーターズの長縄由実です。

 年が明けてもう1か月が過ぎました。まだまだお正月気分でいたいところですが、1月~3月までは私が働いている不動産業界では繁忙期といわれる時期になります。就職や転勤で4月から住むお部屋探しの対応に日々追われていますが、皆さんの中にもお部屋探しの予定がある人がいらっしゃるのではないでしょうか。

 実は私、仕事以外でも留学や転勤を多く経験したため、引っ越しは8回も経験しています。お部屋を選ぶ時には、それぞれ人の好みで条件が決まるかと思いますが、女性ですと、生活環境の良い立地、自分の好きな間取り、設備のクオリティを重視される人が多いという印象です。

 しかし、その自分の好みの条件のお部屋が見つかったとしても、実際に100%快適な生活ができるのかというとそうではないと思います。どうしたらそのギャップを埋められるのでしょうか。

 それは内覧時に、後悔しないための部屋を見極める重要なポイントをチェックすることです。私たち不動産屋から見れば当然ですが、意外と皆さんがチェックされないその重要なポイントをご紹介します。

 1:防音性のチェック

 実際に生活する上で、実は一番トラブルになりやすいのが防音面です。

 建物の構造は大きく分けると3つありますが、防音面で優れている順番としては…

 1.鉄筋コンクリート造

 

 2.鉄骨造

 

 3.木造

 となります。

 音を気にする人は鉄筋コンクリート造に絞って探すことをお勧めします。しかし、築年数の経っている物件は、サッシの部分などから音が入りこむこともあるので、内覧時に実際に確認してみることが大切です。それではどうやって確認するのが良いのでしょうか。

 2:壁を叩いてみて壁の厚みをチェック

 一番簡単なのは、壁を軽く叩いてみることです。壁を叩いた感触と響く音によって、壁が厚くつくられているかが分かります。厚い壁であれば重低音となり音があまり響きません。逆に薄い壁だとコンコンと音が鳴り、中がほとんど空洞になっているのが分かります。

 ただし、あまり壁をバンバン叩きすぎてしまうと不動産屋さんに怒られてしまうかもしれません。その時は壁に耳を当てることでも確認できます。不動産屋さんに外の廊下を歩いてもらって音を確認するなど協力をしてもらうのもいいかと思います。

 3:湿気のチェック

 実際生活していて部屋の中で一番問題になるのが湿気問題です。私も以前湿気の多い部屋を選んでしまって、靴や鞄にカビが入ってしまい苦い思いをした経験があります。

 実は人気のある条件ほど、湿気問題を抱えています。先ほど防音面で優れていると紹介した鉄筋コンクリート造ですが、高気密ゆえに湿気がこもりやすいという問題があります。また、新築のマンションも、建てたばかりでコンクリートが完全に乾いておらず、湿気がこもりやすいのです。それでは内覧でどうやって確認すればいいのでしょうか。

 4:サッシの部分や窓の隙間をチェック

 湿気の原因にもなる結露については、サッシの横の部分で確認できます。サッシの横や周辺の木材にカビや変色が見られたら、結露が発生する可能性が高いと判断できます。一見きれいに見えても、湿気でその部分が傷んでしまうと塗りなおして修繕するので不自然に塗られていないかも要チェックです。また、外気が入ってくればくるほど湿気が増えるので、窓の隙間もしっかり確認してみてください。

 なお、湿気は地面から上がってくるので、一階は避けて二階以上の部屋にすることや、日当たりの良い南向きのお部屋を選ぶことでも回避できると思います。

 5:玄関のドアのチェック

 好きな家具を置くために、メジャーをもってサイズを測り確認する人は多いと思いますが、実は一番確認すべきものはドアのサイズといわれています。

 家具家電の搬入には、まずはドアの中へ入れることをクリアしなければなりません。しかも、ただ幅を測るだけでは落とし穴があり、物件によって玄関のドアが90度以上開かないこともあります。

 必ずドアのサイズとドアの開閉もチェックしましょう。

 快適な物件に住むためのお部屋探しのコツ、参考になりましたでしょうか。春に向けて新しい生活を迎えられる方も多いかと思いますが、理想と現実をしっかり見極めて、快適な新生活が送れるお部屋探しをしてくださいね。(しごとなでしこ)