「宅ふぁいる便」が停止 不正アクセス受けた疑い、23日から

 

 オージス総研(大阪市)は25日までに、同社が提供する大容量ファイル転送サービス「宅ふぁいる便」を23日から停止していると発表した。不正アクセスを受けた疑いがあったためで、原因を調査中。これまでにデータ流出などの被害は確認していないという。

 オージス総研によると、「宅ふぁいる便」は1999年に提供開始、現在は無料の約330万会員、有料の約2万会員が利用する。電子メールへの添付では送りづらい大容量のファイルを、専用ページを利用し、相手に転送することができる仕組み。

 同社は「利用者に迷惑を掛けていることを深くおわびする」としている。