【大学発 日本 人と技術】日本を支える研究活動と技術開発
■地元・深谷のものづくり博覧会に協力
≪埼玉工業大学≫
地元・深谷市がこのほど同大体育館で開催した『第4回深谷ものづくり博覧会』に共催した。同大は自動運転車の試乗体験をはじめ、学生によるロボット研究プロジェクトや科学実験教室を企業とともに出展。スクラッチプログラミングの技術を身につけた中学1~2年生による小学生向けプログラミング体験教室も行われた。同博覧会は市内の企業の認知度を高め、ものづくりの素晴らしさを伝えることが目的で、当日は地元企業関係者や市民が多数詰めかけた。
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■来年4月に「医療健康科学部」スタート
≪大阪電気通信大学≫
臨床工学技士、理学療法士、保健体育科教員などを輩出してきた医療福祉工学部を、2020年4月に「医療健康科学部」(定員190人)に名称変更し、新たなスタートを切る予定。
これまで培ってきた医療・スポーツの学びに、さらなる情報教育の学びを加え、未来の医療・健康の期待とニーズに応える人材を輩出する。
医療健康科学部は、臨床工学技士や医療機器・医療システムを開発するエンジニアを目指す医療科学科(医療福祉工学科から名称変更)のほか、「理学療法学科」「健康スポーツ科学科」から構成される予定。
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■初の研究プレゼンコンテストを開催
≪東京都市大学≫
世田谷キャンパス(東京都世田谷区)で同大の大学院修士課程の学生を対象とした「研究プレゼンコンテスト」を15日、初めて開催した。
学生の研究意欲とプレゼンテーション力の向上を図るのが狙いで、当日は34人の学生が、自身の研究内容を口頭およびポスターで発表した。研究の分かりやすさやインパクトをもとに、会場の参加者が採点、口頭部門で1人、ポスター部門(2グループ)で各1人の最優秀賞を選び、表彰した。同大では、このコンテストを通じた若手研究者の育成と学内の研究力強化を目指す。
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■自主企画プログラムの結果報告会を開催
≪広島工業大学≫
学生の自主企画プログラム「HITチャレンジ」の活動成果を発表する「平成30年度HITチャレンジ結果報告会」を学内の「三宅の森Nexus21」で開催した。5団体が報告し、自作EV(電気自動車)での活動に取り組んだTeam HIT-EVが2年連続で1位に輝いた。HITチャレンジは、1グループ学部生5人以上で申請し、企画力や独創性などを選考委員会が審査を行い、採択されると最高50万円の助成額を受ける制度。Team HIT-EVは単三形電池を動力源としたカーレースなど合わせて3つの大会に出場し、2つの大会で部門優勝を成し遂げた。
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■VRの自衛消防訓練ツールを公開
≪工学院大学≫
新宿キャンパス(東京都新宿区)で2018年度の私立大学研究ブランディング事業成果報告会をこのほど開催した。
文部科学省の同事業の採択を受け、2016年から開始した事業「巨大都市・複合災害に対する建築・情報学融合によるエリア防災活動支援技術の開発と社会実装」について取り組み3年目の研究成果を報告した。この中で、VR(仮想現実)を利用した理経と共同開発した自衛消防訓練ツールを公開。発災現場を疑似体験し、現実に近い状況で訓練ができるもので、今後、実際の訓練への活用によりデータを取得し、機能追加などの改善を目指すとしている。
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■わずかな振動でボルトのゆるみを検知
≪芝浦工業大学≫
機械機能工学科の細矢直基教授の研究グループは、構造物などに使われるボルトのゆるみを、定量的に精度高く検知する手法を開発した。ゆるみの検知は打音検査が主流だが、熟練した技術が必要で、人が聞こえるレベルの音までしか判断ができない問題があった。開発した手法はボルトを叩いたときのごくわずかなレベルの振動を加速度センサで計測する。打音検査では分からない微妙なゆるみを検知でき、既存の振動試験装置を用いるため新たな装置が必要なく、安価で導入が可能という。
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■再生エネルギーによる地産地消研究促進
≪金沢工業大学≫
再生可能エネルギーによる地産地消を目指した実証実験を進めている同大地方創生研究所は、白山麓キャンパス(石川県白山市)内にIT技術を使い電力を制御する小エリア直流電力網(DCマイクログリッド系)を構築。
新たにバイオマスボイラーを導入することで地元産の木材チップを使った熱と電気利用の実証実験をできるようにした。さらに国内の大学ではじめて双方向高速充電器も設置し、EV(電気自動車)を使ったエリア間の仮想配電線実証実験も加速させる。地域特性を生かした再生可能エネルギーの利用促進モデルを目指すとともに、SDGs(持続可能な開発)に貢献する取り組みとして期待されている。
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■第一生命保険と包括連携協定を締結
≪東京理科大学≫
第一生命保険とこのほど、包括連携協定を結んだ。産学連携によるイノベーション創出と地方創生・地域活性化を通じた社会課題の解決が目的。今回の協定ではビッグデータの利活用を担うデータサイエンティストの育成に取り組む。あわせて、同大出身の先端テクノロジー・ベンチャー企業などへの投資や、生命保険ビジネスへの応用を検討していく。
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【ガイド】
工学院大学 E-mail:gakuen_koho@sc.kogakuin.ac.jp
芝浦工業大学 E-mail:koho@ow.shibaura-it.ac.jp
千葉工業大学 E-mail:cit@it-chiba.ac.jp
東京電機大学 E-mail:keiei@jim.dendai.ac.jp
東京理科大学 E-mail:koho@admin.tus.ac.jp
東京都市大学 E-mail:toshidai-pr@tcu.ac.jp
大阪工業大学 E-mail:kikakuka@ofc.oit.ac.jp
大阪電気通信大学 E-mail:kouhou@mc2.osakac.ac.jp
金沢工業大学 E-mail:koho@kanazawa-it.ac.jp
豊田工業大学 E-mail:s-koho@toyota-ti.ac.jp
広島工業大学 E-mail:kouhou@it-hiroshima.ac.jp
愛知工業大学 E-mail:d-koho@aitech.ac.jp
埼玉工業大学 E-mail:kikaku@sit.ac.jp
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