モダンタンゴ女性カルテット灼熱の5時間 大阪でマラソンコンサート開催
洗練されたモダンタンゴの女性4人のグループ「『クレモナ』モダンタンゴ・ラボラトリ」が7日、大阪府豊中市の服部緑地野外音楽堂で、5時間に及ぶマラソンコンサートを開く。平成27年に結成し、池田市を拠点に年間約200回の演奏会をこなしてきたが、これまでの最長は3時間。残暑厳しい中の午後1~6時、野外でのハードな演奏になるが、収益で欧州の音楽コンクール出場を目指すという。(張英壽)
4人はいずれも管楽器奏者で、1メートルを超えるファゴットの久保田ひかりさん(25)▽ホルンの松田あやめさん(26)▽ソプラノサックスの上野舞子さん(23)▽フルートの森脇ゆきさん(24)。
モダンタンゴは、タンゴにジャズやクラシックの要素を加えたジャンル。アルゼンチンのアストル・ピアソラが創始者とされ、軽快さと流麗さを併せ持つ。ピアソラ死後の1990年代以降に世界で注目されるようになった。グループは、ピアソラの曲を専門とするが、編曲を加えてオリジナリティーを出している。
活動を始めて今年で5年目を迎え、新しいことにチャレンジしようと長丁場の野外コンサートを企画。これまでさまざまな国内の音楽コンクールに出場し受賞経験も豊富だが、今回の収益を使い、初めて欧州の音楽コンクールに参加する計画を立てた。
久保田さんは「来年4月以降の出場を目指している。今後どのコンクールに出るか決めたい」と話す。収益は渡航費と参加費にあてるという。
当日は3部構成で、モダンタンゴだけでなく、ジャズやクラシック、沖縄民謡などを披露。久保田さんによるピアノの弾き語りもある。
長時間のため、出入りは自由で、食事や飲み物も楽しめる。久保田さんは「肩肘張らない演奏会なので、気軽に来てほしい」と呼びかけている。
コンサートのタイトルは、ピアソラの代表曲からとった「リベルタンゴ」。午後1~6時。チケットは前売り1500円、当日2千円。問い合わせはNPO法人関西芸能文化振興会事務局(072・752・7188)。
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