【台風19号】北陸新幹線、全線復旧まで1~2週間 車両水没、運転本数にも影響見通し
【台風19号】JR東日本長野新幹線車両センターで水没被害にあった北陸新幹線の車両。手前の車両の側面には、水没時に付いたとみられる茶色い直線の跡が=15日午前9時24分、長野市(本社ヘリから、恵守乾撮影)
【台風19号】完全に水が引き、JR東日本の長野新幹線車両センターの北陸新幹線の車両近くで作業する職員。右の車両が脱線し、曲がったまま止まっている=15日午後、長野市大字赤沼(佐藤徳昭撮影)
水が引いたJR東日本の長野新幹線車両センターに並ぶ北陸新幹線の車両=14日午後1時33分、長野市赤沼地区
【台風19号】JR東日本長野新幹線車両センターで水没被害にあった北陸新幹線の車両=15日午前9時28分、長野市(本社ヘリから、恵守乾撮影)
【台風19号】水が完全に引いたJR東日本の長野新幹線車両センターに並ぶ北陸新幹線の車両=15日午前、長野市大字赤沼(佐藤徳昭撮影)
【台風19号】水が完全に引いたJR東日本の長野新幹線車両センターにある北陸新幹線の車両=15日午前、長野市大字赤沼(佐藤徳昭撮影)
【台風19号】水が完全に引いたJR東日本の長野新幹線車両センターに並ぶ北陸新幹線の車両=15日午前、長野市大字赤沼(佐藤徳昭撮影)
線路の冠水などで一部区間の運転を見合わせている北陸新幹線について、JR東日本は15日夕、全線復旧まで1~2週間程度かかる見通しだと明らかにした。
JR東によると、北陸新幹線は長野-上越妙高駅間で運転を見合わせている。浸水した区域では、信号関係の電源装置に大きな被害を確認。復旧まで1~2週間かかる見通しだ。同区間が運転再開すれば、全区間が復旧する。
一方、JR東の「長野新幹線車両センター」(長野市赤沼)の車両基地は長千曲川の堤防決壊で浸水し、北陸新幹線の車両120両が水没。運用する全車両の3分の1にあたり、全線復旧後も、運転本数は本来の5~6割程度になる見通しだ。
現在は東京-長野駅間、上越妙高-金沢駅間で特別ダイヤの折り返し運転を行っている。