年賀はがき販売開始、「早めに出しておくれやす」京都で舞妓がPR

 
年賀はがきの販売が開始となり、京都中央郵便局では京都花街・宮川町の舞妓が年賀はがきを手に周知活動を行った=1日午前、京都市下京区の京都中央郵便局(永田直也撮影)

 令和となって初めての来年のお年玉付き年賀はがきの販売が1日、全国で一斉に始まった。京都中央郵便局(京都市下京区)では京都五花街の一つ、宮川町の舞妓(まいこ)2人も参加し、販売開始セレモニーが開かれた。

 叶笑(かなえみ)さん(17)と小晶(こあき)さん(16)が踊りを披露した後、通勤・通学客らにポケットティッシュを配布。叶笑さんは「毎年家族に書いています。早めに出しておくれやす」とPRした。

 日本郵政によると、初回発行枚数は23億5千万枚を予定し、来年の東京五輪・パラリンピックのエンブレム柄などを用意。12月15日から受け付けを開始し、同25日までに投函(とうかん)すれば元日に届くという。

 お年玉の抽選は来年1月19日に行われる。