普段、夫が何気なく発しているひと言が妻にとっては引っかかる、そんな言葉があります。家庭円満を目指す男性にこそ、ぜひ意識して頂きたい言葉を3つご紹介いたします。
1.家に連絡しておかないと怒られる
予定外の残業や飲み会が入ったときに、自宅で待つ妻に連絡を入れなければ! というケースはよくあります。そのときに「妻が怒ってしまうから」という言葉を使う男性がとても多いのです。照れ隠し半分で発するこの言葉、誰も幸せになりません。特にその言葉を発した相手が女性である場合、冗談として受け取ってもらいにくいのです。
まず、最初にあなたの奥さんについて「たった一日、家で食事をしないだけで怒りが頂点に達する恐妻なのかな?」という印象を与えてしまいます。次に、あなた自身について「家では肩身の狭い思いをしている人なのかな?」と思われることも。
「この人、怒られるから電話するの? せっかく食事を用意してくれた奥さんへの感謝とリスペクトがあればいいのに。こういう配慮って大事なのに」という残念な気持ちになります。そこで、意識して言い方を変えるようにしてみませんか?
・「妻がご飯作っていると思うから電話だけさせて」
・「妻に申し訳ないから電話してくるね」
実際、そう言って連絡するだけで、その場にいる人に“気持ちのいい人”だと思われ、また妻にも誠意のある対応ができ、「はやく家に帰りたいな」と思える夫婦の関係性でいられるのです。
2.今日何してたの?
妻が一日家にいた日。帰宅した夫が「今日何してたの?」と言うことがあります。特に深い意味があるわけではなく会話の糸口として発言したのだろうな、ということはわかるのですが、言われた妻はひっかかるのです。
「何って、洗濯して布団干して、買い物行って…」と言いながら怒っていることはありませんか? 「今日何してたの?」という言葉が「どうせヒマだったよね?」と頭の中で勝手に変換されてしまうのです。この言葉も意識して言い方を変えてみてはいかがでしょうか?
・「今日面白い事あった?」
・「終日会議だったから、あまり笑うことも無くて」
なんて言われると、妻への印象が大きく変わります。言おうと思っていたママ友の愚痴を封印し、何気ない一日の中でフッと笑えるようなことは無かったか? と探し始めるのです。「今日も疲れて帰宅しているのだから、家でいるときは楽しい話をしてあげたい」という気持ちが妻に芽生えるのです。
3.休みの日くらい寝かせてよ
平日疲れて深夜に帰宅する夫。それを知っているだけに休みの日に睡眠時間を確保したい、というのは妻もよく理解しています。でも、休日の昼になっても起きてこない。
お父さんが起きてこないと、家族の休日はやることも決まらずダラダラして終わってしまうのです。そのうちに子供達もダラダラすることが習慣に。こんな日が続くと、次第に妻のイライラは募ります。その上、休みの日の夜は遅くまでゲームやテレビを観ている、となるとなおさらですよね。そこで、本当に睡眠を確保したいお父さんには、この言葉を使ってもらいたいのです。
・「今夜は早めに子供達と一緒に寝ようかな」
翌日の昼まで寝るのではなく、その日は早めに就寝するような言葉を発するのです。これ、妻に「夫は本当に疲れているんだなあ、もっと優しくしてあげよう」という印象を与えます。しかも、子供達の寝かしつけも一緒にやってもらえる!となれば内心大喜びです。
言葉のチョイスを少し変えることで、妻に与える印象は大きく変わります。妻が家で機嫌よく過ごし、楽しい話題をふってくれ、夫の身体をいたわってくれる。これらが積み重なった時に、夫自身が「今日もはやく帰りたいな」と思える暮らしになっていくのではないでしょうか。どなたかの参考になれば幸いです。
【デキる男は住まいから】はライフオーガナイザーでミニマライフ.com代表の香村薫さんが、トヨタ自動車のグループ会社で学んだメソッドを家事に応用し、ビジネスパーソンが今すぐ実践できる「家事シェア」のノウハウなどを伝授するコラムです。更新は原則隔週月曜日。アーカイブはこちら