趣味・レジャー

大阪・池田の久安寺で「あじさいうかべ」

 大阪府池田市の久安寺で、境内の池に浮かぶ色とりどりのアジサイ約250株が参拝者に涼を届けている。

久安寺の境内の池に浮かべられたアジサイ=26日、大阪府池田市(渡辺恭晃撮影)
久安寺の境内の池に浮かべられたあじさいを撮影する観光客ら=26日、大阪府池田市(渡辺恭晃撮影)
池に浮かべられたアジサイの前で記念撮影する親子=26日、大阪府池田市の久安寺(渡辺恭晃撮影)
久安寺の境内の池に浮かべられたアジサイ=26日、大阪府池田市(渡辺恭晃撮影)

 花の名所で知られる久安寺。見頃が過ぎたアジサイを池に浮かべる「あじさいうかべ」は15年前から始まり、近年は会員制交流サイト(SNS)を機に人気が広がった。国司真相(くにししんしょう)住職(47)は「終わりを迎えるアジサイに潤いを与え、彩りと諸行無常を感じてほしい」と話す。

 新型コロナウイルスの影響で外出を控えていたという同府箕面市の川野佳世さん(37)は「久しぶりに散歩を楽しめ、カラフルなアジサイに癒やされた」と喜んでいた。

 あじさいうかべは6月末まで。拝観時間は午前9時~午後4時。拝観料300円。