新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務などの仕事スタイルが加速しています。内閣府が6月に公表した調査によると、 全国で34.6%の人が新型コロナによりテレワークを経験、なかでも東京23区は55.5%と半数以上を占めるのだそうです。
お家の中に書斎があるご家庭なら良いですが、部屋が狭い、ネット環境に制限がある、など様々な理由で家族みんなが使う場所で仕事をせざるを得ないという方も多いのではないでしょうか。
わたしの元には「急なテレワークで仕方なくリビングで仕事をしているが、家の中の仕事グッズがぐちゃぐちゃで困っている…」というご相談が寄せられています。
今回は、テレワークに関してよくあるお問い合わせと今日からできる対策方法をご紹介します。
リビングやダイニングで仕事するとテーブルの上がグチャグチャ
このお悩み、とても多いですね。
リビングやダイニングなど家族みんなが使う場所に常時PCが出しっぱなしになっている、という状況は避けたいもの。そこで、リビングから近い場所にある扉付きの収納をひとつ確保し、PC収納エリアを作るようにしてはいかがでしょうか?
このとき、自身の肩~骨盤の高さ(これを収納の「ゴールデンゾーン」と言います)の棚を使うと、「使ったら戻す」が苦にならないのでオススメです。コの字ラックを使うことで収納を増やすのもいいですね。
日によって家の中での仕事場所が異なる
我が家は夫婦そろってリビングで仕事をすることが多いのですが、夕方、子供たちが帰宅する時間になると、慌てて仕事場所をリビングから寝室に移動させる、なんてことが少なくありません。PCだけを移動させるなら良いですが、最近我が家の夫は大型モニターを導入したので、移動させるのが大変なようです。
そんなときにオススメなのがニトリのインボックスです(別売のキャスターをつけています)。
これであれば、モニターだけ手に持ち、ケーブル類やPC、細かいツールはインボックスへ。少し行儀が悪いですが足でゴロゴロと転がして移動できます。なによりケーブル類を抜く作業が最小限で済むので、移動させた後にすぐに仕事に取り掛かれる点がよいですね。
テレワークと出社が混在し、荷物が増えた
週の半分が在宅、半分が出社、なんて方もいらっしゃるかと思います。荷物の増加と紛失に悩んでいる方も多いようです。
そこでオススメなのが、「テレワークバッグ(別名:モバイルバッグ)」です。
実は、昨年ご縁があって“コクヨ”ライブオフィスを社内見学させていただきました。コクヨさんは完全なフリーアドレス制を採用されており、社員さんたちはその日の気分や仕事内容に合わせて、社内の様々なエリア(驚くほどステキです)を好きに選んで仕事スペースにできるそうです。
その環境を実現するために、コンパクト化にも力を入れておられ、個々に与えられたスペースはなんと「ファイルボックス6つ分」と徹底されているのです。
皆さんもテレワークを機に、この書類は本当に紙媒体で必要? と持ち物を見直してみてはいかがでしょうか。
そして、コンパクト化を極めているコクヨの社員さんたちが皆さん持ち歩いていたのが、この“モバコ”と呼ばれるテレワークバッグなのです。これぞまさにファイルボックス1つ分の大きさで、棚に収納しやすいサイズ感。ショルダータイプで荷物が多いときもサッと持て、大きな外ポケットにツールなどまとめて入れておけます。
我が家も早速こちらを使ってみたところ、会社関連の書類をすべてまとめることができ、会議など打ち合わせで忘れ物がなくなりました!
この「テレワークバッグ」、最近ではオフィス用品をサッとしまえて持ち運べるとして各社から発売されています。価格もさまざまですので、使い方やスタイルに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
今回は、テレワークを快適に行うためのモバイル収納についてご紹介しました。どなたかの参考になりましたら幸いです。
【デキる男は住まいから】は株式会社ミニマライフ代表取締役で、ライフオーガナイザーの香村薫さんが、トヨタ自動車のグループ会社で学んだメソッドを家事に応用し、ビジネスパーソンが今すぐ実践できる「家事シェア」のノウハウなどを伝授するコラムです。更新は原則隔週月曜日。アーカイブはこちら