「反面教師」だった父も、今は育児に協力 俳優・大浦龍宇一さん (1/3ページ)

2014.3.22 14:17

「父は反面教師でした」と話す大浦さん(瀧誠四郎撮影)

「父は反面教師でした」と話す大浦さん(瀧誠四郎撮影)【拡大】

  • 父の由紀夫さんは、のんびりした性格だったという(大浦龍宇一さん提供)

 父方の祖父は松竹を代表するスター俳優の高田浩吉さん、叔母に女優の高田美和さん(67)…。芸能一家に育った俳優の大浦龍宇一さん(45)。今はシングルファーザーとして、長男の主之和(すのわ)くん(10)の子育てに奮闘する日々だ。父親の梶浦由紀夫さん(74)は今でこそ子育てを手伝ってくれるが、かつては「反面教師」だったという。

 大浦さんにとっての「お父さん」は由紀夫さんというより、祖父の高田さんだった。大浦さんが子供の頃、一家は祖父の家の敷地内に住んでいた。「おじいさんが『ゴッドファーザー』的存在でした。実際に祖父をお父さんと呼んでいましたし。父はパパって呼んでいたんですけれど」と大浦さん。

 家族の中心は高田さん。由紀夫さんも相談事や何かあったときには高田さんを頼りにしていたという。大浦さんから見た由紀夫さんは「とてものんびりした人」。大浦さんが高校を中退したときも、復学したときも「大丈夫や、大丈夫や」と心配した様子も見せない。怒られたことも褒められたこともほとんどないという。「普通の家庭のお父さんらしいことをされた記憶はあまりないですね」

父との関係が変わってきたのは、シングルファーザーとなった頃から

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