日本におけるSNS利用者数と、主なSNSの利用率【拡大】
インターネット上で他のユーザーと交流できるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が多様化している。写真や動画の共有に特化したり、家族だけを対象とするなど「限定SNS」が人気となっており、ユーザー数は着実に増加。ツイッターやフェイスブック以外の選択肢も大きく広がっているようだ。(本間英士)
気軽さが人気に
米国発の「Instagram(インスタグラム)」は写真・動画を撮影し、編集を加えたうえで他のユーザーと共有できるSNSだ。平成22年のサービス開始後、若者を中心に人気を集め、ユーザー数は世界で2億人を突破した。
使い方は簡単。まず、スマートフォンで写真を撮影する。次に19種類のフィルターを使うことで、モノトーン調やセピア調などアーティスティック(芸術的)に加工。写真は友達と共有して楽しめるほか、芸能人など他のユーザーが撮影した写真も見ることができる。