働く女性のストレス事情 約8割が実感…原因や解消法は時代とともに変化 (6/6ページ)

2015.2.1 17:09

 ■睡眠不調になるとストレスによる心身への影響と同様の症状が

 『睡眠不足な時に現れる心身や行動・思考への影響』を質問すると、1位は「なかなか疲れが抜けない」(53.6%)、次いで「イライラしやすくなる」(44.4%)があがりました。『ストレスが美容・健康・メンタル面・行動、思考に具体的にどのように現れましたか?』という質問では、1位に「イライラしやすくなる」、次いで「なかなか疲れが抜けない」が続き、ストレスと睡眠不調は、よく似た心身への影響が現れると言えそうだ。

 ■働く女性の半数が睡眠に不満を感じているにも関わらず、その対策は「とくに何もしていない」が圧倒的多数

 『睡眠について行っている対策をお聞かせください』と質問すると、働く女性の半数が睡眠に対して不満を感じているにも関わらず、その対策では「とくに何もしていない」(39.6%)が1位となった。また、最近では効果がないと言われている「寝だめ」(17.0%)が2位に続いた。睡眠に「満足している人」と「不満を持っている人」とで睡眠の対策を比較すると「満足している人」は、「寝る前にゆっくり入浴する」や「日中に運動する」など睡眠に対して対策を行う人も見られた。また、「不満を持っている人」は対策として、「薬を飲む」や「病院へ行く」があがった。ストレスの対処法として「病院へ行く・薬を服用する」は10位だったが、睡眠についての悩みはより深刻で、薬や病院へ頼らざるを得ないのかもしれない。

 ひめのともみクリニック院長で、日本薬科大学漢方薬学科教授の姫野友美氏は、今回の結果について、以下のようにコメントしている。

 ウィメノミクスの後押しによって、女性の登用が積極的になり社会の中で重要なポストを占める割合が増えるのはとてもよいことだと思います。ただこの流れにより、女性のストレスが今以上に増えるのは確実。仕事も家庭もと人生を精力的に生きようとすればするほど、残念ながらストレスを抱え、脳が疲労してしまう確率は上がってしまうのです。脳疲労のいちばんの解消法はなんといっても睡眠。中途覚醒のない深く上質な眠りこそ、ストレスでヒートアップした脳をしっかりと癒してクールダウンしてくれます。

 上質な睡眠をとるためには、ネットを夜遅くまでやらないこと、ぬるめのお風呂につかること、栄養バランスのとれた食事を心がけることなど、生活面でひと工夫できることがたくさんあります。ハーブも香りの癒し効果だけでなく、リラックス成分として活用されているものがありますし、生薬由来の成分の中にもその力が期待されているものが多くあるので、基本の栄養素とともにサプリメントで自分に合った「ぐっすり対策」を心がけるのもおすすめです。ただしあれもこれもと神経質になり過ぎるのはかえって逆効果。ストレスには心と身体のリラックスが何より大切なのです。

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