□「栄養素キャラクター図鑑」
■大人も子供も楽しく機能理解
人間の体は約60兆の細胞から成り立ち、その細胞をサポートするのが栄養素です。つまり私たちの体は、食べた物(食事)でできている。口から入った食べ物は、胃や腸で細かく砕かれ、血管やリンパ管に吸収され、肝臓から全身へと運ばれ、必要な部(筋肉や骨)を作り、健全な体を維持してくれるのです。
内閣府は、幼少の頃から健全な食生活を実践できる人間に育てようと、9年前に食育基本法を施行。幼稚園や小学校低学年から食に関する教育(料理法だけでなく栄養学、食文化も)に取り組んでいます。
「無理なく好き嫌いをなくしたい」「食べることは楽しいことだと教えたい」のなら、親も教師も、子供も老人も、栄養素の各機能をしっかり理解してほしい。
ということで、女子栄養大学と栄養クリニックが協力して生まれたのが、本著「栄養素キャラクター図鑑」です。約40種類の栄養素を、それぞれの特長を盛り込んだキャラクターに仕立てました。