「福井県人口は超える」 北陸新幹線効果で入館者数最高目指す恐竜博物館 (1/2ページ)

2015.11.21 17:14

展示されているアロサウルスの全身骨格(複製、手前)と復元模型(奥)=福井県勝山市の県立恐竜博物館

展示されているアロサウルスの全身骨格(複製、手前)と復元模型(奥)=福井県勝山市の県立恐竜博物館【拡大】

 福井県立恐竜博物館(勝山市)の今年度(4月~今月14日)の入館者数が過去最高だった前年度1年間の70万8975人を更新、71万3316人を記録した。同博物館は、閑散期に入ることから、新規に購入した大型肉食恐竜アロサウルスの全身骨格(複製)などの標本20点の展示を14日から開始しており、「好調を維持することで、今年度の入館者数は80万人を上回る」と期待している。

 首都圏客も増加

 同博物館によると、今年度の入館者数は10月までに67万6273人となり、前年同期の53万8605人を上回った。5月以降の月別の入館者数も過去最高で、今月に入っても多くの入館者が訪れている。

 同博物館の竹内利寿館長は「北陸新幹線金沢開業に伴い北陸が注目され、これまで入館者の6、7割を占めた関西、中京方面からの入館者数も底上げされた。

 さらに首都圏の入館者も、これまでのPRが功を奏して増加、10%程度を占めるようになった」と分析。「前年度は昨年11月から今年3月にかけて約17万人の入館者数が訪れているため、一つの目標だった福井県人口(約78万人)は超える」とみている。

「てこ入れして、さらに入館者を増やそう」

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