【砕氷艦しらせ 女性自衛官に聞く】甲板でランニング、船室で筋トレ、そして艦上露天風呂も! 初めて女性10人が乗り込んだ南極航海 (5/5ページ)

2016.6.26 17:22

しらせが接岸する一足先にヘリで昭和基地へ移動し、通信機器の設置作業を行う平川真由美1等海曹=(撮影日:2015年12月24日、海上自衛隊提供)

しらせが接岸する一足先にヘリで昭和基地へ移動し、通信機器の設置作業を行う平川真由美1等海曹=(撮影日:2015年12月24日、海上自衛隊提供)【拡大】

  • 「しらせでの食事はとてもおいしかったです」と話す(左から)平川真由美一等海曹、成田枝里香三等海曹、加藤文美海士長=神奈川県鶴見区のJMU鶴見(高原大観撮影)
  • インタビューに答える(左から)生方香菜子海士長、内田麻子二等海尉=神奈川県鶴見区のJMU鶴見(高原大観撮影)
  • 慰霊碑の富士ケルンがある地点に上陸したしらせの乗員。日章旗を掲げ、ラッパを吹く。この後は年に一度の清掃作業を行った。新田千秋三等海曹(左端)=南極(撮影日:2016年1月4日、海上自衛隊提供)
  • 慰霊碑の富士ケルンを清掃した(左から)平川真由美一等海曹、内田麻子二等海尉、新田千秋三等海曹=南極(撮影日:2016年1月4日、海上自衛隊提供)
  • 観測隊と共同で観測作業を行う成田枝里香三等海曹(中央)=南極(撮影日:2015年12月26日、海上自衛隊提供)
  • 氷床の調査を行う。中央が新田千秋三等海曹、左奥に内田麻子二等海尉=南極(撮影日:2016年1月8日、海上自衛隊提供)
  • 南極到着後、しらせのエンジン整備を行う新井由以子海士長=南極(撮影日:2016年1月13日、海上自衛隊提供)
  • ヘリをバックに微笑む加藤文美海士長=南極(撮影日:2016年1月15日、海上自衛隊提供)
  • 航海を終え、ドックに入った砕氷艦しらせ=神奈川県鶴見区のJMU鶴見(高原大観撮影)
  • 航海を終え、ドックに入った砕氷艦しらせ=神奈川県鶴見区のJMU鶴見(高原大観撮影)
  • 航海を終え、ドックに入った砕氷艦しらせ。錨などをひろげて補修作業が行われている=神奈川県鶴見区のJMU鶴見(高原大観撮影)
  • 航海を終え、ドックに入った砕氷艦しらせ。放水で外壁についたものを洗い流す=神奈川県鶴見区のJMU鶴見(高原大観撮影)
  • 航海を終え、整備中の砕氷艦しらせ=神奈川県鶴見区のJMU鶴見(高原大観撮影)
  • しらせで整備作業を行う加藤文美海士長=神奈川県鶴見区JMU鶴見のしらせ艦上(撮影日:5月24日)
  • しらせ艦上で整備作業を行う加藤文美海士長=神奈川県鶴見区、JMU鶴見のしらせ艦上
  • 調理作業を行う生方香菜子海士長=神奈川県鶴見区のJMU鶴見
  • 調理作業を行う生方香菜子海士長=神奈川県鶴見区、JMU鶴見

 内田麻子二等海尉(34)は女性乗員で何度か集まり、生活上気づいたことなどを話し合ったと振り返る。「女性乗員は基本的に医官のみだったため、女性の洗濯物を干す専用の乾燥室がありません。女性乗員は個室内に洗濯物をつるすロープをはって対応しましたね」と苦笑まじりに話した。

 最後に南極行きを志望する女性自衛官へ伝えたいことを尋ねると、「女性乗員がこれほど多く乗るのは初めてなので、手探りの面もありました。しかし、徐々に男性乗員たちとも共同して作業が円滑に進むようになりました。南極行きを志願する後輩女性乗員には臆することなく積極的に志望して活躍してほしいですね」とエールを送った。

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