【著者は語る】ノンフィクション作家・河添恵子氏「中国・中国人の品性」 (2/2ページ)


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 しかも、10月に開催された5年に1度の第19回中国共産党大会では、「習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想」という表現が、党規約に明記されました。予測通りとはいえ、第2次習政権は独裁色がより強まっていくでしょう。

 今後の中国についての理解を深めるためにも、ぜひとも『中国・中国人の品性』をご笑覧ください!(994円、ワック)

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【プロフィル】河添恵子

 かわそえ・けいこ 1963年生まれ。ノンフィクション作家。名古屋市立女子短期大学卒業後、86年より北京外国語学院、87年より遼寧師範大学(大連)へ留学。2010年に出版した『中国人の世界乗っ取り計画』(産経新聞出版)は、アマゾン〈中国〉〈社会学概論〉の2部門で半年以上、1位を記録するベストセラー。産経新聞や『正論』『WiLL』『週刊文春』『新潮45』『夕刊フジ』などで執筆。コメンテーターとしてのTV出演も多数。