こだわりの味を届けたい、静岡「由比缶詰所」 昔ながらのツナ缶が人気 (2/2ページ)

コンベヤー上でマグロのうろこや小骨を取る作業員=静岡市清水区の由比缶詰所
コンベヤー上でマグロのうろこや小骨を取る作業員=静岡市清水区の由比缶詰所【拡大】

 「せめて自分たちの友人、親戚に胸を張って渡せる一品を作りたい」。従業員たちが立ち上がり、50年に生産を復活。初めは身内の贈答用などに使っていたが、口コミで評判が広まり、工場での直売と通信販売をするように。今では県内の土産物店や一部スーパーの店頭にも並ぶ。

 「多くの人にこだわりの味を届けたい」と川島さん。平成8年に販売を始めたオリーブオイル漬けと合わせ、昨年は約300万缶を売った。90グラム入りで1缶150~240円前後。漁獲減によるマグロの価格高騰が悩みの種だが、量も値段も据え置きで踏ん張る。