外国人観光客1・5倍の298万人に 来年の神奈川訪問目標 三崎、大山、大磯…新たな魅力発信へ (2/3ページ)

寒川神社でガイドからの説明に耳を傾ける外国人観光客=寒川町
寒川神社でガイドからの説明に耳を傾ける外国人観光客=寒川町【拡大】

 2019年ラグビーワールドカップ(W杯)や20年東京五輪・パラリンピック開催を前に県は観光戦略のさらなる充実を図る必要があるとして、計画の見直しを行うとともに、観光資源の発掘や受け入れ態勢の整備などを目指す方針だ。

 具体的には、横浜、鎌倉、箱根に次ぐ新たな観光地づくりとして、三崎や大山、大磯地域についての魅力発信を強化する。また、体験型ツアーの促進や県が推進する「未病」や「ロボット」をテーマとしたツアーの商品化を目指す。

リムジンバス増強も

 その一環として海外メディアや旅行会社の招聘(しょうへい)者数を28年度の56社から30年度には104社に引き上げる計画だ。この他、SNS(会員制交流サイト)を活用した観光情報の発信や観光ボランティアの育成、無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」環境の整備などに取り組む。

 受け入れ環境の整備に向け、補助金を活用したホテル誘致や民泊推進、羽田空港から県内各観光地を結ぶリムジンバスの増強などにも取り組む。

 県観光企画課では「外国人観光客に対する魅力発信について議論を深める必要がある。受け入れ態勢強化などを通じて、訪問率の低下に歯止めをかけていきたい」としている。