ダイエット支援 食事の摂取カロリー把握の一助 アプリ、炊飯器で容易に計算 (1/2ページ)

 料理のカロリーを簡単に計算してくれるアプリや炊飯器が登場している。食事をコントロールする上で基礎となる大事なデータを手軽に把握できるため、健康管理やダイエットのためのサポートとして役立ちそうだ。

 「唐揚げ5つ417、全部で1234キロカロリーか」「かなり高いですね」「でも、あなたの角煮丼は1344キロカロリーよ」

 東京都文京区のオフィスで、女性社員2人がお昼の弁当のカロリーをスマートフォンのアプリで算出。栄養を取りすぎないように1食800キロカロリー程度には抑えたいところで、結果に驚いていた。

 料理の画像を解析し、カロリーを算出する無料のアプリ「FoodLog(フードログ)」が、普段の食事のエネルギー量を気にする人やダイエットに取り組んでいる人に人気だ。

 食事前にスマホで撮影、アプリを起動すると写真がピックアップされる。画像を認識して一つずつ料理を推定、候補が表示される。利用者が料理と分量を特定すると計算される。

 アプリを運営する「foo.log」(フードットログ、東京都文京区)の担当者は「今は日本人の食生活に合わせた料理のデータベースになっている。将来は海外の食事にも対応するようにしたい」と話していた。

 アイリスオーヤマ(仙台市)は11月、電気炊飯器「銘柄量り炊きIHジャー炊飯器3合」を発売した。茶わんなどによそったご飯のカロリーを自動計算する機能を従来機種に加えた。

ご飯をよそうとカロリー算出