超デキる人になるために「スケジュールをあける」 時間の空白で何がデキるのか (2/4ページ)

 私の場合、最も重要な仕事は本を書くことです。本一冊の執筆に2~3カ月はかかりますから、打ち合わせなど執筆以外の仕事は入れないようにして、手帳に一定期間の空白を死守します。

 もちろん、その人が置かれている立場によって、自分のために確保できる時間には違いがあります。しかし、「手帳は白くすべきだ」と認識し、白い部分を確保することが大切なのです。

 旅に出て、空白の時間をつくる

 経営者など人の上に立つ人は、手帳を白くしなければいけません。

 私はある出版社の企画で、アメリカのベストセラー作家、故マイケル・クライトン(『アンドロメダ病原体』『ジュラシック・パーク』など)と対談したことがあるのですが、そのときに彼は、1年に1回は一人で海外旅行をすると言っていました。彼は旅によってつくる空白時間で、思考していたのでしょう。

 組織のトップに立つ人には、マイケル・クライトンを見習ってほしいと思います。1週間でもいいから旅に出て、空白の時間をつくるべきです。経営者が日々の仕事に忙殺されているようでは、会社の将来は危ぶまれます。部下を引き連れての旅ではいけません。外部との交信もシャットアウトします。誰にも邪魔されることなく考えるとき、見えてくるものがあるはずです。

 組織のトップではなくても、スケジュールを白くすることができれば、空いた部分を中長期的な目標に向かうための時間とすることができます。会社に勤めているのであれば、新規プロジェクトを企画立案したり、ステップアップのための勉強をしたりと、予定に追われていてはなかなかできないことに着手できるでしょう。

スケジュールを白くするためにはタイムマネジメントが必要