ほのかな竹の香とコーヒーのハーモニー 竹製ドリッパー人気 長野・戸隠 (2/2ページ)

竹製のドリッパーを使いコーヒーをいれる高橋三貴子さん。店内に立ち上がるコーヒーの香が鼻孔に優しく届く=長野市戸隠の喫茶「ランプ」
竹製のドリッパーを使いコーヒーをいれる高橋三貴子さん。店内に立ち上がるコーヒーの香が鼻孔に優しく届く=長野市戸隠の喫茶「ランプ」【拡大】

  • お店ではフィルターに合わせ台形の竹製ドリッパー(左側)を使っている=長野市戸隠の喫茶「ランプ」

 店内には、他店にはないドリッパーでいれたコーヒーを紹介するため、ラミネート加工したメニューを掲示し、店のホームページにも掲載した。

 聞きつけたお客さんが来店し、「おいしいですね」と口にされると、高橋さんは小躍りしたくなるという。

 もともと竹細工に興味を持っている人が訪れた際には、「ドリッパーをみせてほしい」とねだられ、キッチンからわざわざ取ってきたこともあった。

 高橋さんは「いれたコーヒーには温かみがあり、まろやかさも増した気がします」と、竹製ドリッパーでいれたコーヒーをこう評する。

 根曲竹が群生する戸隠では、そば籠など多様な竹細工を扱うお店が立ち並ぶ。高橋さんによれば、戸隠周辺で竹製のドリッパーを使っているお店が今では、ランプのほかに何軒かあるという。

 高橋さんは、「竹」を生かした街づくりがかなうことを夢見ていて、「『戸隠でコーヒーを飲むなら竹製のドリッパーだ』といわれたい」と願っている。