「自分勝手」に気分転換できているか 楽しく仕事をするために (2/3ページ)

 かなり眉間にしわ寄せて仕事をし、デスクをバンバンと叩きながら怒りまくっている。攻撃的であろうと控えめであろうと、とにかく、その場面でちっとも楽しそうではない。

 しかし、山場を越えて同僚とバールでカフェを飲んでいる時、その直前の血相を変えた顔を思い出し、2人で笑いこけていたりするのだ。

 楽しいとは、その振る舞いだけを問題にしているのではない。やっている仕事自体が、今まで誰も手を出していないとか、失敗しても立ち直る転換が見事とか、仕事のコンテンツややり方も範囲に入っている。

 だらだらとずっと同じことをやっている。「いや、私は集中力が3日間くらい続く」と胸を張る人もいるが、それはたいていの場合、「豪語」に過ぎない。これを他人が楽しそうと見るのは厳しい。

 いや、だいたい楽しそうに見えるかどうかを気にするのは、楽しそうではない。そもそも、そういうことを考えないでやるのが、楽しさのベースにないとおかしい。

 ひっくるめて言えば、生活のリズムの切り替えが見事。これに尽きるのではないだろうか。

 仕事でどんなに辛く逃げ出したいと思うような境遇であっても、日常生活で習慣的にやることは欠かさない。そうして仕事をズームアウトしてみる。

 切り替えとは、あることを相対化することである。相対化してみるから、さまざまな苦労を笑いのネタにもできるのだ。 

人の内面で複数の世界を行き来する