大人の男をプロデュース 「床屋」が高級理容室に進化 わずか一席、完全予約制の店も (2/4ページ)

 横浜さんが言うには、「男の人生」として、床屋で髪を切っていた少年が高校生くらいになると美容院に行くことになることが多いという。お洒落だからだ。街の床屋より洗練されたお店に流行最先端の格好をしたスタッフがいる美容院のほうが、確実にお洒落な髪型にしてもらえるものと考えるのも当然だ。

散髪前=「ザ・スマイル・カンパニー」

散髪前=「ザ・スマイル・カンパニー」

散髪後。オシャレで雰囲気も一変=「ザ・スマイル・カンパニー」

散髪後。オシャレで雰囲気も一変=「ザ・スマイル・カンパニー」

 しかし、お洒落な髪型を求めて美容院に通う元少年達も30代半ばを超えたあたりから変わってくる。お洒落な街の美容院に行ってもまわりのスタッフが皆見るからに自分より若い。会話をしてもジェネレーションギャップで話が通じない。そしてお洒落な街自体に疲れを感じる。結果、癒しを求めて住み慣れた街に休日の活動場所が戻ってくるのだ。髪も若すぎないおじさん方がやっている床屋に癒しを感じるようになる。そう、床屋は「大人の男が帰還する場所」なのだ。

スタイルは様々でも大人の男のための床屋