米国発の凄技メソッド「親業」が伝授 受験期のわが子を追い詰めない言葉のかけ方 (1/4ページ)

 中学受験、高校受験、大学受験……受験生にとっては追い込みの時期に入った。最後のひと踏ん張りには、体調だけでなく気持ちの管理も大切になる。受験生のいる家庭では、親が子どもにかける言葉にも注意したいところだろう。

▽自信をなくしている子どもに何と言う?

 例えば、受験生家庭のこんな「あるある」シーン。

 第一志望校の過去問に取り組んだところ、合格ラインを大きく下回る結果となり、すっかり自信をなくした子ども。こんなことを言い出した。

「過去問が全然できなかった。もう合格できないよ。勉強しても意味ない」

 さて、親のあなたなら、なんと返す?

 (1)「そんな弱気になっていないで、もっと集中して勉強しなさい!」

 (2)「○○の問題集をもう1回やってみたらどう?」

 (3)「どうした、なんでそこまで言うんだ? どこができなかったの? 勉強方法は合っているの?」

 (4)「それよりさ、おいしいケーキ買ってきたんだ。食べない?」

 (5)「大変なのはわかるよ、頑張れ!」

 実際にこうした言葉をかけたことがある、という人も多いかもしれない。いずれも、子どもに頑張ってほしい、何とか勇気づけたい、といった親心からくるものだ。

 しかし、ゴードン・メソッドに基づく「親業」の考え方によると、これらはすべて逆に子どもを追い詰めかねないという。親業とは、米国の臨床心理学者トマス・ゴードン博士が開発したコミュニケーションプログラムだ。

安易な励ましは逆効果?