関東地方、降雪の影響で交通に大幅乱れ 運休・通行止め相次ぐ

降雪の影響でホームへの入場規制となり、京王井の頭線渋谷駅に入るため並ぶ人たち=22日午後、東京都渋谷区(宮崎瑞穂撮影)
降雪の影響でホームへの入場規制となり、京王井の頭線渋谷駅に入るため並ぶ人たち=22日午後、東京都渋谷区(宮崎瑞穂撮影)【拡大】

  • 雪が積もり始めたため、タイヤにチェーンを巻くバスの乗務員=22日午後、東京都豊島区
  • 都内で積雪を観測。坂道ではスリップし立ち往生する車も=22日午後、東京都港区(大西正純撮影)
  • 雪の影響で午後5時以降の便が欠航となり、閑散とする羽田空港国内線のロビー=22日午後

 降雪の影響で関東地方では22日、列車の運休や高速道路の通行止めが相次ぎ、交通に大きな乱れが出た。空の便も全国で250便以上が欠航した。

 JR東日本によると、首都圏の在来線は、東海道線や東北線(宇都宮線)、中央線で本数を減らし、特急の一部を運休にした。小田急電鉄は午後から特急の運転を全て取りやめた。

 東海道新幹線は、品川-小田原間で速度を落として運転した。

 高速道路は、東名高速道路などの一部が通行止めとなり、速度規制区間も相次いだ。

 航空では日航や全日空、AIRDO(エア・ドゥ)などで羽田発着便を中心に計250便以上が欠航。23日の欠航が決まっている便もあり、航空各社は「ホームページなどで運航状況を確認してほしい」と呼び掛けている。