五月病に「頑張れ」は逆効果? 元気がない部下への話し方に潜む怖い「落とし穴」 (3/4ページ)

※写真はイメージです(Getty Images)
※写真はイメージです(Getty Images)【拡大】

 「頑張れ」と同様、励ますつもりが不快感を与えてしまうことがあるフレーズは他にもあります。具体例と言い換えの例をみて励ましの勘どころをつかんでおきましょう。

 (例1)「なんとかなるよ」

 リカバリーの目処がたっていない時期にこのような言葉を投げかけられると無責任な印象を持たれてしまいがち。「いい方向に向かうように応援させてもらうよ」といったフレーズに言い換えるとよいでしょう。

 (例2)「俺のときはもっとひどかった」

 参考になればというつもりかも知れませんが、トラブルの渦中にいる人には武勇伝と受け止められがちです。「似たような経験があるけど、辛いよな」といった共感のフレーズに言い換えるとよいでしょう。

 「頑張れ」と言われて嬉しいときもあるのに、辛くなってしまうときもある。その理由の一つにタイミングがあります。ショックを受けた直後には、「現実を受容できない」「怒りの感情がある」「自尊心が傷ついている」など、気持ちが不安定になりがちです。

 このタイミングでは、辛さをわかってあげたいという気持ちを伝える程度にとどめるのがよいでしょう。

◆「話を聞いてもらうと楽になる」は本当か?

 そのほか、よく使われるフレーズに「話せば楽になるよ」というのがあります。

 しかし、心情を吐露すれば気持ちが楽になるというケースばかりではありませんし、男女によって違うという研究があります。

 それでは、ストレス緩和の男女差をご紹介します。

 話せば楽になるという経験は皆さんにもあると思います。特に女性の場合、話を聞いてもらうことによりストレスを緩和する効果が期待できます。

最近は五月病だけで終わらない?