社内では研修も!? 新入社員に“サボり方”を教える「面白法人」社長の思い (1/4ページ)

カヤックCEO 柳澤大輔氏
カヤックCEO 柳澤大輔氏【拡大】

 時間はどんな人にも平等に与えられている。「名リーダー」と呼ばれる人たちは、その時間を最大限に有効活用することで、成果を残してきた。彼らはなにを優先して日々すごしているのか。三者三様の考え方を紹介しよう。今回はカヤックの柳澤大輔CEOだ--。

 ※本稿は「プレジデント」(2018年1月29日号)の特集「24時間の使い方」の掲載記事を再編集したものです。

 ハンドルは小刻みに動かし続けよ

 私は仕事中のサボりを奨励しています。仕事中にサボるなんて、とんでもないと思う人が多いのではないでしょうか。社内では「サボり方研修」も行っています。サボりこそがクリエーティブな発想を生む源泉であり、一流のサボり方を身につけてほしいと考えるからです。

 ただサボるより、サボりながら何か作業をしたほうがいい。実際の研究結果でも、ただ休憩するより、休憩中にどうでもいい作業をするほうが、クリエーティビティが発揮されることがわかっています。

 私もただボケッとすることはあまりありません。サボるときは、いつも何かしら動くようにしています。

 高校時代に自動車部に所属し、運転の正確さを競う「フィギュア」という競技を行っていました。それを通じて、まっすぐ走るためにはハンドルを固定するのではなく、小刻みに動かすほうがいいという知見を得ました。仕事にも通じるところがあります。面白いものを追求するには、貧乏ゆすりでも何でもいいので、動き続けたほうがいいのです。

「気持ちよくサボるため」の仕組みづくりも