1日だけの自動車保険、「車離れ」の若者に広がり (1/3ページ)

損害保険ジャパン日本興亜が開発した安全運転診断アプリの画面
損害保険ジャパン日本興亜が開発した安全運転診断アプリの画面【拡大】

 数百円の掛け金で、その日だけ補償を受けられる「1日自動車保険」の利用者が増えている。スマートフォンのアプリで運転技術を診断し、点数に応じて初心者ドライバーの保険料を割り引く「安全運転割引」も登場した。若者の「車離れ」を受け、新たな保険ニーズを捉えた商品が活況だ。(玉崎栄次)

 ◆「手軽さがいい」

 「乗りたいとき、すぐに加入できる手軽さがいい。そして、なにより安い」

 アルバイトの女性(21)=東京都昭島市=は、東京海上日動火災保険の1日自動車保険「ちょいのり保険」のリピーターだ。これまでに親の車を使って、家族や友人とドライブする際に3回ほど利用した。「親の保険でカバーできるけれど、もし事故を起こしてしまったら次の保険料が上がるから迷惑をかけてしまう」と考えたという。

 ちょいのり保険の保険料は500円から。スマホで申し込めて、24時間補償が受けられる。事故で他人を死亡させたり、けがをさせたりした場合の補償額は無制限。運転手や同乗者が死亡やけがをした際にも最高1千万円の保険金が支払われ、通常の自動車保険と遜色ない内容だ。250円を上乗せすれば、最大3人まで運転者を追加できる。

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