半透明の“幽霊茸”が見ごろ 国営武蔵丘陵森林公園

林の中で姿を見せたギンリョウソウ=埼玉県滑川町の国営武蔵丘陵森林公園(管理センター提供)
林の中で姿を見せたギンリョウソウ=埼玉県滑川町の国営武蔵丘陵森林公園(管理センター提供)【拡大】

 白く透き通るような姿から幽霊茸(ゆうれいたけ)の異名を持つギンリョウソウが埼玉県滑川町の国営武蔵丘陵森林公園で咲き始めた。

 ギンリョウソウはイチヤクソウ科で、根以外は全身、白っぽい半透明。葉緑素を持たず、湿った森の中で落ち葉などから栄養分を得ている。草丈は約10センチで、花をうなだれ気味に咲かせる姿が竜に似ていることから、漢字表記は「銀竜草」と記される。

 森林公園では泥沼とあざみくぼ沼の周辺で、約100輪が咲き始め、今月中旬ごろまで見られるという。公園管理センターは「この時期にしか見られない花なので、ぜひお越しください」と話している。