【書評】『今こそお寺に言いたいこと』「月刊住職」編集部編


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 ■各界著名人25人の秘話や提言

 僧侶向け情報誌『月刊住職』の連載「寺院・住職に直言・提言する」から各界著名人25人の寄稿を厳選、収録した異色の書。

 美術家の横尾忠則さんは日々のスキャンダルの数々を嘆き、〈因果応報や魂の話をもっとしてほしい〉、作家の橋本治さんは葬儀の簡略化に対し、〈僧侶の読経の声こそが中心〉にあるのが当然で、寺のマネジメントに提言も。

 タレントの稲川淳二さんは怪談を語るわけ、コラムニストの辛酸なめ子さんはお寺絡みの刺激的な体験、作曲家の小林亜星さんは死にまつわる秘話などを明かす。それぞれの人生観、死生観についても興味深い。(興山舎、2484円)