西日本豪雨、119地点で過去最大の72時間雨量を記録 「長時間で広範囲」裏付け

 西日本豪雨で観測した72時間雨量が、119地点でその地点としての記録を更新し、過去最大となっていたことが12日、気象庁のまとめで分かった。全国に約1300ある観測点の約1割に当たる。甚大な被害が出た松山市や広島県呉市も含まれている。

 気象庁によると、1時間雨量や3時間雨量の記録更新は、それぞれ14地点と16地点。24時間雨量は75地点、48時間雨量は123地点で期間が長くなるほど更新地点が増える傾向が浮かんだ。今回の豪雨が長時間にわたって降り続いたことがうかがえる。

 72時間雨量は6月28日から7月8日までの間に観測した。記録を更新した119地点が広島県や岡山県、愛媛県など西日本を中心に広範囲に分布していることも、大きな特徴となっている。気象庁が特別警報を出したのは11府県に上り、北海道や沖縄でも記録を更新した地点があった。

 中でも、高知県馬路村の1319.5ミリ、呉市の465.0ミリ、松山市の360.5ミリの3地点は、平年の7月の1カ月間に降る雨量の2倍前後が72時間で降っていた。